共創かまくらプロジェクト

共生社会を実現するために、鎌倉を愛する様々な専門職(福祉・医療)や熱意のある人たちの有志によって進められるプロジェクトです。松尾たかし鎌倉市長と福祉・医療の政策集を作成。

政策01 「(仮称)かまくら共生条例」の制定

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政策01 「(仮称)かまくら共生条例」の制定

 

【内容】
 「全ての人がお互いに人格・個性・多様な生き方などを尊重し合い、共に支え合える環境がある共生社会」の方向性を明文化するために、「(仮称)かまくら共生条例」を制定します。

 

【効果】
 市が共生を目的とすることを明示することで、市全体の取り組みに安定性が生まれます。

 

【解説】
 昨年、津久井やまゆり園で障害者の大量殺戮事件が発生し、国内外問わず大きな衝撃を受けました。このような惨事を二度と起こすことなく、「子供からお年寄りまで、そして社会との関わりの中で、何らかの障害や困難に直面している人もみんな、全ての市民が生き生きと楽しく暮らすことのできる鎌倉」つまり「共生社会」を目指すために、鎌倉市として条例でその方向性を示す必要があると考えました。条例化により市長や議員が誰になっても、住民がその理念を受け継いでいってくれるからです。


 先行する事例として八王子市や別府市において障害者差別禁止や共生社会実現に向けた条例が制定されています。特に別府市の「ともに生きる条例」は、当事者やその家族からの要請からボトムアップ型でつくられた条例であり、「親亡き後等の問題」に踏み込むなど、当事者の声が反映された条例として素晴らしい内容となっています。

 

●「別府市障害のある人もない人も安心して安全に暮らせる条例(ともに生きる条例)」の内容

別府市障害のある人もない人も安心して安全に暮らせる条例|別府市


 さて、私たちが想定している「(仮称)かまくら共生条例」は、これらの先進事例に学びながらも、より多くの人々を対象にでいないかと検討しています。障害者のみに限定するのではなく、様々な立場の人たちが共生できるための条例にできないかということです。なぜなら、共生というのは障害者のためだけではなく、全ての人に対する言葉だからです。

 

●政策集「福祉政策マニフェスト2017〜気づきはじめた鎌人と松尾たかしが一緒に考えた明日をつくる48の約束〜」はこちら↓↓↓

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