共創かまくらプロジェクト

共生社会を実現するために、鎌倉を愛する様々な専門職(福祉・医療)や熱意のある人たちの有志によって進められるプロジェクトです。松尾たかし鎌倉市長と福祉・医療の政策集を作成。

政策03 「(仮称)鎌倉スタイルサポーター」の育成

政策03 「(仮称)鎌倉スタイルサポーター」の育成

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【内容】
 共生社会を担える人材育成の仕組み化を行います。また、教育現場や生涯学習の現場において、共に支え合える住民力をつけるための啓発・教育も推進していきます。

 

【効果】
 市民による自助・共助の力が向上し、公助がより効果的かつ効率的に実施できるようになります。また、市民のやりがいづくりにも寄与します。

 

【解説】
 市民による地域での支え合いを促進するために、鎌倉市では「認知症サポーター」や「高齢者生活支援サポーター」など、様々な人材を育成事業を実施しています。これら既存の制度を生かしながら、高齢者、子供、障害者など分野に捉われず、共生社会の担い手になる市民を育成する仕組みを検討していきます。この仕組みを仮に「鎌倉スタイルサポーター」と呼称します。

 

 先進的な事例として、京都府綾部市のゴールドサポーター制度があります。この取り組みは、認知症サポーターという認知症を支える取り組みからスタートして、シルバーサポーター、ゴールドサポーターと研修を進めることで、さらに認知症高齢者介護に限らなずに、地域で支え合いをできる人材を育成仕組みとして機能しています。市民も研修をステップアップしていくことで、研修を受けっぱなしで終わることもなく、新しいリングを得ることで動機付けも促進されています。

 

綾部市社会福祉協議会のゴールドサポーターの内容はこちら
http://ayabe-shakyo.or.jp/pdf/from212.pdf

 

 鎌倉市は、地域的に住民による活動が活発な地域です。この住民のエネルギーが鎌倉における共生社会の実現に向かうようにしていきます。

 また、実際にボランティアなどの実働に関わることができなくても、共生社会実現に向けての基本的な知見を持つことは、大切な第一歩です。教育現場や生涯学習の現場において、共生社会実現に向けた啓発・教育を進めていきます。

 共生社会の実現は人づくりからです。

 

●政策集「福祉政策マニフェスト2017〜気づきはじめた鎌人と松尾たかしが一緒に考えた明日をつくる48の約束〜」はこちら↓↓↓

www.matsuonet.com